最近よく目にするADHD・注意欠陥多動性障害という病名。私自身このADHDについて詳しくありません。
ただ、
仕事でケアレスミスをしてしまう
忘れ物、なくし物が多い
という誰でもありがちな事について、「病気かもしれません」というキャッチフレーズ、そして最終的な治療法に、投薬治療が含まれている。
うつ病ビジネスと同じ流れを感じます。
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大手製薬会社のホームページ
きっとあなたもご存知の大手製薬外車のホームページに、ADHD・注意血管多動性障害について、詳しい情報が書かれています。
読者がわかりやすいように、イラストまで、非常に丁寧に作りこまれています。
大きく分けて、子供の場合の症状、大人の場合の症状に分かれています。
ADHD子供の症状
子供の場合にADHDの症状とてい、以下のような特徴をあげています。
落ち着いて座っていることが難しい
遊びやレジャー活動におとなしく参加することが難しい
質問が終わらないうちに出し抜けに答えてしまう
欲しいものがあると激しくダダをこねてしまう
勉強などで不注意な間違いをする
必要なものを失くしてしまう、忘れっぽい
興味のあることは集中しすぎてしまい、切り替えが難しい
課題や活動を順序だてて行うことが難しい
このようなことが、子供の場合のADHDの症状として挙げられています。
このような、傾向、性格は、従来教育によって改善してきたことだと思います。
確かにこれらの傾向、性格は、改善できた方が理想的だが、それを病気と決めつけてしまうのはいかがでしょうか?
ADHD大人の症状
子供の場合のADHDの症状と比較しながら、大人の場合のADHDの症状について説明しています。
貧乏ゆすりなど、目的のない動き
落ち着かない感じ
思ったことをすぐに口にしてしまう
衝動買いをしてしまう
仕事などでケアレスミスをする
忘れ物、なくし物が多い
時間管理が苦手
仕事や作業を順序だてて行うことが苦手
これらの傾向、性格、クセ、正直、誰にでも当てはまることだと思いませんか?
確かにこのような傾向、性格、クセは改善できるものなら改善したいと思うことだと思います。
「これらの症状は、病気かもしれません」として、その改善を望む人を患者さん(お客さん)として取り込もうとしているのか?
ADHDの治療法
ADHDの治療は、基本的に教育であり、訓練といえるのかもしれません。
- 暮らし方の見直し
- 生活環境の見直し
- 人間関係の見直し
これらは、医師やカウンセラーさんと二人三脚で、改善を目指すというものです。
地道な教育、訓練により、改善を目指すことは、良いことだと思います。
最後は投薬治療
現在どのぐらいの人がADHDの治療に投薬治療を行っているのかは私は分かりません。
しかし、薬を飲むことで、上記の症状?が改善する。
つまり、
貧乏ゆすりがなくなる薬
冷静で落ち着いて判断できるようになる薬
よく考えて行動できるようになる薬
賢い買い物ができるようになる薬
仕事などでケアレスミスがなくなる薬
忘れ物、なくし物がなくなる薬
時間管理ができる薬
仕事や作業を順序だてて行うことができる薬
こんな魅力的な薬が存在するのであれば、誰でも欲しがると思いませんか?
正直ドラえもんに近い考え方だと、私は思ってしまいます。
薬で改善することを誰もが望む
今回のADHDにかかわらず、うつ病の改善を望む方、その他の病気についても同じだと思います。
「薬を飲むだけで、問題が解決する」ことを期待してしまうのは、人間の性かもしれません。
まとめ
良くない傾向、性格、クセを、病気かも?と思わせる
最終的には投薬治療にたどり着く
うつ病、ADHD、どちらも同じ戦略なのかも?