うつ病だけど、
- パチンコ
- スロット
- 競馬
などのギャンブルには、夢中になる人がいます。
そのような人を見ると、うつ病はただの甘えではと思ってしまうかもしれません。
しかし、うつ病には、ギャンブルに依存してしまう理由があります。
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目次
うつ病になると楽しめなくなる
うつ病は、脳内伝達物質セロトニンをはじめ、ドーパミン、ノルアドレナリンが正常に分泌されなくなります。
このため、今まで楽しめたことが楽しく感じることができなくなります。
ギャンブルに依存する理由
パチンコ、スロット、競馬、いずれにしても、お金をかけて、そのゲームに勝つと、お金が戻ってきます。
ギャンブルは、運がよければ、誰でも勝つことができ、それなりのお金を手に入れることができます。
ビギナーズラックという言葉がありますが、まさにギャンブルに依存する人は、このビギナーズラックの経験から、ギャンブルにのめりこむことになります。
ギャンブルにはまるのは
ギャンブルで勝ち、お金を手に入れることができると、人は興奮状態になります。
このとき、脳内では、
- セロトニン
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
といった、脳内伝達物質が異常に分泌されます。
そして、この異常な状態は、人に、幸福感を与えます。
うつ病の人は、幸福感を感じにくい
うつ病になると、上記のような脳内伝達物質が正常に分泌されないため、幸福感を感じにくくなっています。
そして、その幸福感を感じたいと思ったときに、過去にギャンブルで勝ってお金を手に入れた記憶、感覚を思い出します。
そして、もう一度あのときのような幸福感を感じたいと考え、ギャンブルを始めるようになります。
ギャンブルは最終的にはお金がなくなる
ギャンブルは基本的に、ギャンブルで遊ぶお客と、それを運営する側の2つになります。
運営する側は、もちろん商売でやっているので、遊んでくれるお客さんからお金をいただくことで、運営が成り立っています。
確かにギャンブルで、一時的に勝ち、お金を手に入れることができるときもありますが、ギャンブルを続ければ続けるほど、お金がなくなっていくことになります。
ギャンブルに負けた罪悪感
ギャンブルに負けると、強烈な罪悪感を感じることになります。
特にうつ病の人は、ギャンブルで多額のお金を使ってしまったことに対して、自分自身を強く責めることになります。
しかし次の日になると、そのストレスを解消するために、またギャンブルに通うことになります。
まとめ
- ギャンブルで勝つと、異常な幸福感を得られる
- その幸福感が病みつきとなり、ギャンブルに依存する
- ギャンブルは精神的にも、経済的にも、マイナスなる