誰もいない部屋で、あたかも誰かとしゃべっているかのように、独り言をしてしまうことはありませんか?
最近独り言が増えた。自分は精神的におかしくなってしまったのか?独り言はうつ病の症状なのか?
今回は、独り言について、解説していきたいと思います。
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目次
独り言の定義
ウィキペディアによると、独り言について、このように定義されています。
独り言(ひとりごと)とは、会話の相手が存在しないにもかかわらず、発声を伴う言語を口にする行為、およびつぶやかれる「ことば」である。
独り言を言っている人は多い
実際に誰か相手がいるわけではないのに、独り言を言っている人は、結構見かけます。
誰かと電話でしゃべっているのかな?と思ったら、そういうわけでもなく、まるで誰かと会話をしているような雰囲気。
きっとあなたもそのような人を見かけたことがあると思います。
そして、そのような人を見かけると、「ちょっとおかしな人なのかな?」なんて思ってしまうことだと思います。
独り言をしない人はいない
私は「独り言はしない」と思っている人であっても、少なからず独り言はしています。
例えば、
- あ~疲れた。
- どっこいしょ。
- やれやれ。
- やっちまった。
というような、どちらかというとネガティブな言葉。
- よし!始めるか!
- 集中、集中!
のように何かを始めるときの掛け声。
まずは、これをして、次はこれをこうして・・・
のように段取りを決めるときの掛け声。
きっとあなたもこのような独り言をしていることだと思います。きっと今日だって、数回は独り言をしているはずです。
子供の頃は独り言で学習していた
男の子の場合、ロボットもの、ヒーローもののおもちゃで一人で遊んでいる際に、独り言をしながら遊んでいます。
ちなみに私は子供もころ、トランスフォーマーのおもちゃが大好きだったので、ロボットおもちゃで遊ぶ時には、「トランスフォーム」という掛け声とともに、車の形に変身させたり、ロボットの形に変身させたりしていました。
女の子の場合は、例えばおままごとをしながら、おもちゃのニンジンを切ったり、お人形とおしゃべりしたり。
これらは、独り言というよりも、言葉に出すことで、遊びの手順を確認し、脳に再認識させて学習するために非常に有効な方法なのです。
良い独り言
先述の通り、独り言は、自分を学習させるための行動ですので、基本的には良い行動と考えてください。
ただし、周囲に迷惑をかけない程度のものであることが前提です。
悪い独り言
うつ病、統合失調症の方の場合、悪い独り言をしてしまう人がいます。
このような傾向がある場合には、ご注意いただきたいと思います。
誰かに見張られている気がする
悪口を言われている気がする
誰かに笑われている気がする
自分は騙されている
もう一人の自分の声が聞こえる
このようか間隔は、幻聴、妄想により現れています。
まとめ
独り言は学習するための行動
誰でも独り言はします
被害妄想以外の独り言は、よい行動です