もしもあなたが、うつ病の回復期にあるのでしたら、絶対に注意してもいたいことがあります。
ぜひ、続きをご覧下さい。
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うつ病の最も注意する期間
うつ病は、悪化と回復を繰り返しながら、だんだんと症状が軽くなっていきます。
ですので、一時、症状が回復したからといって、安心できるものではありません。
気持ちが落ち着き、体調が回復しくる時期を、うつ病の回復期と呼んでいます。
この回復期においては、ちょっとしたきっかけ、些細が出来事が原因で、再び悪化することがあります。
一進一退を繰り返しますが、確実に回復に向かっていると、あなたが信じてください。
回復期でも、うつ病は再発するもの
回復期という言葉だけを捉えると、「もう大丈夫なのかな?」と解釈してしまうかもしれませんが、回復期とは、「うつ病の一番ひどい、つらい状態を脱した」と理解した方が良いでしょう。
そして、これから、何度も何度も、一進一退を繰り返すものと認識して下さい。
ですので、万が一悪化してしまったときであっても、「そういうものなんだな」というように理解しておいた方が、あなたの気持ちが楽になるかもしれません。
無理をするとうつ病が再発する
うつ病になりやすい人は、真面目な人、几帳面な人が多いです。
その真面目さゆえ、ついつい、無理をしてしまう方が多いです。
その結果、その無理がたたり、うつ病が再発する。
無理が原因で、再発と回復を繰り返すことになります。
うつ病は再発を繰り返すほど、完治率が下がる
残念なことに、再発を繰り返す頻度が高い人ほど、うつ病が完治する確率が下がってしまいます。
本来ゆっくりと静養しておけば、もっと早く回復したのに、ついつい無理をしてしまった結果、5年、10年とうつ病が回復しない方もいます。
うつ病になってしまったときには、「人生の休養期間だ」というくらいの考え方をもって、焦らず、じっくり、確実に回復を待って下さい。
回復期はゆっくりとリハビリ
一時症状が軽くなって、「もう自分は大丈夫だ!」と思っていても、再び悪化してしまうことは良くあることです。
悪化を繰り返すほど、ご本人も自信を失ってしまいます。
ですので、ストレスを最小限に抑えながら、ご本人が今できることを見つけてあげるサポートが必要です。
最初は、あまり多くの事はできませんが、ほんの小さなことでも、出来ることが見つかる、出来ることが増えていくことで、ご本人の自信につながり、そして、うつ病の回復に向かいます。
まとめ
- 回復期でも、再発する可能性は高い
- 焦らず、無理せず、マイペースで
- 出来ることが増えると、自信に繋がる