もしもあなたがうつ病を患っていて、「誰も私の気持ちを理解してくれない」。そのようなことにお悩みでしたら、ぜひこの記事の続きを読んでください。
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目次
健常者はうつ病者の気持ちを理解できない
私もあなたと同じようにうつ病経験者です。
ですので、一般的な健常者の方よりは、あなたの気持ちを理解することができるかもしれません。
実際にうつ病を経験したことのない人にとっては、うつ病によるさまざまな症状による悩み、将来への不安など理解することは難しいことだと思います。
あなたがつらいのは分かる
あなたは長年うつ病を患っていて、一向に改善しない状態に絶望してしまっているのかもしれません。せ
もしかしたら、今まさに、精神的につらい状態で、どうしようもない状態なのかもしれません。
私自身もうつ病経験者ですので、あなたがつらいというお気持ちは分かります。
しかし、うつ病とは無縁の健康な方であっても、日々仕事や家庭にストレスを感じていて、できることなら逃げ出したい、そんな気持ちを抱えつつ、何とか日々の生活を送っている人の方が多いのが現実です。
うつ病だから優しくして?
もしかしたらあなたは、うつ病者に対しては、優しく接するべき、そのようにお考えなのかもしれません。
もちろん、日本人の多くは、優しい性格の方が多いので、そんなあなたに救いの手を差し伸べてくれる人も大勢いることだと思います。
しかし、そのような優しい性格の人であっても、現実的には、自分の生活だけでも精一杯なのです。
あなたは障害者ですか?
例えばあなたが、目が見えない、耳が聞こえないなどの、障害をお持ちであれば、まず、自分が障害者であることを認め、その手続きを進めてください。
そのうえで、自分の障害を公表してください。
そこまであなたが行動をを起こせば、きっとあなたの力になってくれる人が現れることでしょう。
健常者として生きていくのなら
もしもあなたが、自分は障害者ではなく、健常者として生きて生きたいとお考えでしたら、「うつ病だから優しく接して」というのは、少しわがままなのではありませんか?
体調のよいときは、健常者を装い、体調が悪くなると、障害者を装う。
これってずるくないですか?
医者、カウンセラーは仕事です
あなたの主治医の先生、カウンセラーさんは、いずれもお仕事として、あなたに接しています。
あなたは患者さんであり、お客様でもあります。
そして、あなたが治療費、診療費を支払ってくれるから、あなたに対して優しく接してくれます。
あくまで、仕事として。
業務外であれば、できればあなたとは関わりたくないというのが本音です。
逆の立場だったら、どう思いますか?
誰からも理解されないと思う前に
もしもあなたが、誰からも理解されないと感じているのでしたら、それは、あなたのおごりなのかもしれません。
あなたのその自己中心的な考え方が原因で、あなたの周りから協力者が、少しずつ減少していることに気づいてください。
相手に何かを求める前に、あなたが自覚して変わる努力が必要。